「暖かいだけ」の
羽毛ふとんは
もう、時代遅れです。

Airyge

日々お客様と接し、生の声をお聞きする中でたどりついたのは、今までの暖かいだけの羽毛ふとんでなく、軽く、蒸れにくい、安心できる羽毛ふとん。使う人の目線で、使う人に合わせた、魔法のような寝心地の羽毛ふとん。

私たちは寝具専門店として、さまざまな素材にふれ、さまざまな知識を活かすなかで、極上の羽毛ふとんをカタチにしたい、と考えるようになりました。

「今までになかった一枚を創りたい」使う人の思いと、寝具のプロの熱意から
オリジナル羽毛ふとん「エアリージュ」が誕生しました。

従来の羽毛ふとん 従来の羽毛ふとんイメージ 350dp ダックダウン 85% 1200〜1300g 使用 輸出社不明(商社経由のため) 機械作業での採取
エアリージュ ANIMEXコウダマザーグース(ハンドセレクト)×極 410〜450dp グースダウン 93〜98% 800〜1000g 使用 輸出社は ANIMEX/白翎羽毛 のみ 手作業での採取
従来の羽毛ふとん エアリージュ
従来の羽毛ふとんイメージ ANIMEXコウダマザーグース(ハンドセレクト)×極
                       
ダックダウン85% 羽毛種類 グースダウン93~98%
350dp ダウンパワー 410dp~480dp
機械作業 採取方法 手作業
1300g 使用羽毛量 800g~1000g
不明(第3国経由) 輸出元 ANIMEX社(ポーランド直送)
白〇羽製品有限会社(中国直送)
ポリエステル70%綿30%
綾織り(ブロード)生地
生地種類 超長綿100%
平織り(バティスト)生地
朱子織り(サテン)生地
800g 生地重量 350g~500g
中国製
4×5マス
仕立て 日本製
マチ高立体フィットキルト
なし 安心 ヘルシーダウンプロジェクト認証
2500g 全体重量 1300g~2000g

製造工程を透明化し、
羽毛、側生地、仕立てをこだわりました。

従来の羽毛ふとんとは全く違う、まるで掛けてないような軽くて蒸れない、安心な羽毛ふとんがエアリージュです。

なぜエアリージュは
軽くて蒸れないのに
“あたたかい”のか?

4 Elements

詰め物である羽毛(ダウン)。羽毛を包む側生地。
羽毛と側生地の良さを活かす仕立て。そして品質の信頼性。
羽毛ふとんは、この4つのポイントから成っています。
どれが欠けても軽くて蒸れにくい、「いい羽毛ふとん」には仕上がりません。

羽毛のポイントは「産地」「鳥の種類」「ダウン率」「保温力」「耐久性」など、側生地のポイントは「素材」「軽さ」「通気性」「吸放湿性」「耐久性」など、仕立てのポイントは「国内縫製」「立体構造」「フィット性」「対応力」など、品質の信頼性のポイントは「流通経路」「国際検査機関」などです。以下でそれぞれのこだわりを説明します。

1羽毛

羽毛ふとんの決め手となるのは、やはり羽毛です。数年前には、産地や鳥の種類を偽る羽毛の品質偽装が取り沙汰されたことがありましたが、オリジナル羽毛ふとん「エアリージュ」は管理の行き届いた信頼できる羽毛メーカーから羽毛を直接輸入。毎年現地に足を運び、実物を見て選定。きびしい二重の検査を経た羽毛だけを、自信を持ってお届けします。

羽毛ふとんに使用される羽毛には「グース(がちょう)ダウン」と「ダック(あひる)ダウン」の2種類があります。グースの方がダックに比べて身体が大型でダウンも大きいこと、羽毛製品のほとんどがダックダウンで、グースダウンの使用率は約20%であることから、グースの方が希少価値が高く、価格も高くなります。「エアリージュ」に使用するのは、信頼できる羽毛原料メーカーのグースダウンだけ。その寝心地から、グースダウンの品質の高さを感じていただけます。

ダウンは、水鳥の胸部分の綿毛のような羽です。羽軸がなく空気を多く含むことができるため保温力があり、吸湿性・放湿性に優れ最も貴重とされています。フェザーは湾曲した軸のある羽根のことで保温力はほとんどないため、ダウンの比率が高くなるほど暖かい羽毛ふとんになります。
「エアリージュ」では羽毛を手作業で採取・仕分けするため、ダウンが傷まず、長持ち。さらに、ハンドセレクトという工程で丁寧に仕分けると、スモールフェザーをより混ざりにくくすることができます。

ダウンは、羽軸のない丸い形状をしていることからダウンボールとも呼ばれます。ダウンボールが大きければふくらみも大きく、より多くの空気を抱え込むことができ保温力がアップ。耐久性も優れ、質がよいとされています。品質が高いダウンを使うことで、より軽量化しても十分な暖かさが得られます。毎日長く使う羽毛ふとんだからこそ、できるだけ大きなダウンをおすすめします。

「エアリージュ」は「日本羽毛製品協同組合」で採用されている「ダウンパワー」と、国際的な検査機関「IDFL」で採用されている「フィルパワー」の、2つの基準を採用して羽毛の品質に公平性を期しています。その上で天然の素材を扱うからこそ、数字だけに頼らず安心・安全で信頼できる羽毛原料メーカーの選別を行い、その羽毛を直輸入。より厳しい目で選ばれた羽毛を使用しています。

2側生地

羽毛ふとんの品質には、羽毛だけでなく、実は側生地も大きく影響しています。
側生地は「カバーをかけるから」と軽視されがちですが、肌沿いの良さと蒸れにくさに直結するほか、羽毛を直接包み込むため、羽毛の良さを妨げないことも必要です。

「蒸れ」は快適な睡眠の大敵。寝ている間に汗をかき、その汗が蒸れて不快で眠りが浅くなったり、汗が冷えて身体を冷やすことにもなります。羽毛はもともと吸湿性、放湿性、通気性に優れた素材。ふとんの中を蒸れないように保つには、羽毛の機能を損なわない吸湿性、放湿性、通気性に優れた側生地を選ぶことが重要です。さらに通気性がよければ、体温がふとんに伝わる速暖性能もよくなります。

ふとんが重いとスムーズに寝返りができず、圧迫感を感じて寝苦しさの原因になります。一般的な羽毛ふとんでは、羽毛の内容量だけで側生地の重さを含めた総重量は表記されていないため、側生地の重量に注意することも大切です。さらに側生地が軽いと羽毛がふくらみやすく、たくさんの空気を含むことで暖かさにつながります。そのため、細い糸で柔らかく織られた軽い生地を考え抜いて選んでいます。

羽毛の持つ吸湿性、放湿性を損なわず、肌なじみがよく、静電気が起きにくい素材として、綿は羽毛ふとんの側生地に最も適しています。また羽毛ふとんは毎日長い期間にわたって使用するため、側生地には耐久性も求められますが、綿花から長い繊維を撚りだした「超長綿」は、細くしなやかで強度の強い糸となる高級品で、側生地に適した薄くて丈夫な布を作ることができます。「エアリージュ」は、超長綿100%の側生地だけを採用しています。

同じ綿繊維でも、織り方によって使用感が異なります。代表的な織り方は「朱子織り(サテン)」と「平織り(バティスト)」。朱子織りは、糸の交差が少なく肌触りがなめらかで光沢感がありますが、摩擦に弱く耐久性は劣ります。平織りは糸の交差が最もしっかりしており、耐久性が高く通気性もよいのが特徴。使ううちに、より柔らかくなっていくのも魅力です。日本では光沢感から朱子織りが人気ですが、欧州などでは軽量で丈夫な平織りが多く使われています。「エアリージュ」では機能性を重視して、最適な平織りの側生地をおすすめしています。

3仕立て

こだわり抜いた羽毛と側生地、この2つに合わない仕立てでは、ベストな羽毛ふとんには仕上がりません。
一般的に高価な羽毛ふとんでは、上部と下部でキルトの縫い目をずらして二重構造にしたツインキルトとなっていますが、オリジナル羽毛ふとん「エアリージュ」は、中国で仕立てるのではなく、羽毛ふとんの仕立て一筋の国内縫製会社による羽毛の移動しにくい最適な仕立てを採用。マチ高が高いため少量の羽毛でも充分な保温力を持ち、二層に重ねる必要がありません。
「エアリージュ」は、最高の素材を信頼のおけるプロの仕立てでお届けいたします。

暖かさをより感じられるよう中央部分に羽毛をたっぷり入れ、襟元・肩側・足元のマスを小さくすることでフィット性がアップ。さらに、ダウンの品質を最大限に活かすには広い空間が必要になるため、キルト間のマチの高さを最大10cmと、一般的な羽毛ふとんの倍ほどにしたボリューム感のある立体構造になっています。

ゆったり感がお好みの方、背の高い方には「ロングロングサイズ」

通常の「ロングサイズ」(210cm)に対して、身長が高い方でもゆったり使える「ロングロングサイズ」(230cm)への変更にも対応。

フィット感にこだわるなら「キルト数」を変更

キルト数を増やすことによって体へのフィット感が増します。お好みにより、より細かいキルト数48マス(6×8)にも対応できます。

耐久性を重視したい方には「ダウンキープキルト」オススメ

キルトとキルトの間のマチを完全に縫いこんでいるため、羽毛が移動したり偏ることがなく、長年使用しても抜群の保温性を保ちます。

個々のニーズに応じて調節できる「羽毛の量」

暑がり・寒がりといった体質や、寝室の環境、好みの感触など、さまざまなニーズに合わせて羽毛の増減も可能です。

4品質

一枚の羽毛ふとんができあがるまでには、さまざまな素材や原料を扱い、さまざまな人の手や工程を経る必要があります。
オリジナル羽毛ふとん「エアリージュ」は、原毛の仕入れから製造まですべてのルートが明確であり、品質と安心をお約束するために、現地視察をはじめいくつもの検査やチェックを実施。中でも、第三者機関により「世界基準のフィルパワー」と「日本独自基準のダウンパワー」という二重の羽毛品質評価基準による検査も行い、その信頼性を確かなものにしています。

「エアリージュ」の羽毛は「フィルパワー」と「ダウンパワー」の2つの基準に基づいて「IDFL」が検査しています。「IDFL」は、羽毛や繊維製品のテストに関する検査期間で、世界中の製品や工場の監査を行い高い信頼性で知られています。

検査機関「IDFL」が新たに設けた「ヘルシーダウンプロジェクト」では従来の洗浄検査に加え衛生・殺菌検査を行い、より清潔な羽毛であることを証明しています。「エアリージュ」はこの検査をいち早く取り入れ、日本で初めて認証された羽毛を使っています。

最高の寝心地を、一度体験してみてください

こだわり抜いた羽毛ふとんで、
人々の眠りに最高の体験を。

人生の3分の1は睡眠と言われます。この貴重な時間に少しでも疲れがとれるよう、こだわりのふとんで快適な眠りをとっていただきたい。これが私たちの願いであり、ミッションです。

私たちは、創業八十余年の実績と、地域のお客様からの信頼を大切に、「極上の日常」を感じられる、お客様一人ひとりに合った心地よい眠りとライフスタイルをご提案しております。

ぜひ一度、店頭にて体験してみてください。日本睡眠改善協議会認定「睡眠改善インストラクター(認定 06-1012)」ならではの知識とノウハウを活かしてお応えいたします。

代表取締役 小野元幹